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平成生まれのｶﾞﾚｰｼﾞﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ『SCANDAL』参上!! 


 時代は巡り､平成生まれの女の子たち4人で結成したｶﾞﾚｰｼﾞﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞ『SCANDAL』がここに参上! その意味深な名の通り､昨年10月のﾒｼﾞｬｰﾃﾞﾋﾞｭｰ前から業界騒然の大暴れぶり｡ まず何がｽｺﾞｲって､楽器を手にしてわずか2年も経たずに全米六大都市ﾂｱｰを敢行｡その後もﾌﾗﾝｽ､香港､と世界を股に掛けたﾗｲﾌﾞ活動を重ね､出す作品すべてｲﾝﾃﾞｨｰｽﾞﾁｬｰﾄ上位を独占した! って､すべて事実なのよ｡ 


 SCANDALについて


 ｢ｱﾒﾘｶは毎日移動しながらﾗｲﾌﾞをやらせてもらいました｡言葉も､歌詞の意味も通じないとなると､ﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽを重視しなきゃならないと気づいて……｡今の自分たちのﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽにつながっていると思います｣ と語るのはﾎﾞｰｶﾙ＆ｷﾞﾀｰのHARUNA(20)｡そんな彼女たちに届くのは｢自分たちで楽器を弾いていないんじゃいの?｣と驚きとも絶賛とも言えると声｡ じっさい､彼女たちの生の演奏を見た人はｷﾞﾀｰがｶﾞﾝｶﾞﾝ掻き鳴らし､ﾊｲｷｯｸをｷﾒる彼女たちに圧倒されるはず｡ｽﾃｰｼﾞは最後列では､力強いﾘｽﾞﾑで盛り上げる最年少のRINA(17)が｢私もいつかｼﾞｬﾝﾌﾟしたい! 好きなﾄﾞﾗﾏｰはｻﾞ･ﾌｰのｷｰｽ･ﾑｰﾝです｣とは恐れ入る｡ とはいえ､素顔はまだｷｬﾋﾟｷｬﾋﾟの10代｡ 卒業をﾃｰﾏに歌い上げるｾｶﾝﾄﾞｼﾝｸﾞﾙ『SAKURAｸﾞｯﾊﾞｲ』では｢別れのせつなさと､希望と期待｣を綴り､ｶｯﾌﾟﾘﾝｸﾞの『TOKYO』は大人へのﾒｯｾｰｼﾞｿﾝｸﾞとなった｡｢無人駅のあるような田舎育ちの自分らから見たら､東京って海外みたいでｽｹﾞｴ!｣ 大阪発､東京ﾓﾝには負けちゃいられない?! ﾃﾞﾋﾞｭｰ2年目､RINAを残しほか3人がﾊﾞﾝﾄﾞの活動に専念できる今年こそ｢勝負の一年｣と決意を新たにする｡ そして4人の夢は……｡ ｢出来るだけ早く大阪城ﾎｰﾙのｽﾃｰｼﾞに立ちたい｡結成当時､そこから数十秒の城天でｽﾄﾘｰﾄﾗｲﾌﾞをしていた自分らの夢です｣(ﾍﾞｰｽ＆ﾎﾞｰｶﾙTOMOMI) 日本のｶﾞｰﾙｽﾞﾛｯｸの底力をひしと受け止めてみよ!